経営管理システム【KEY GRIP】は、病院内に蓄積された重要なデータを集約し、病院経営と医療の質向上の為に役立つデータへと進化させ、病院経営の諸問題を明らかにし、その理想とする将来像へと導くためのシステムです。
病院経営の視点を3つの評価基準で分類し、原因指標、判定指標を明確にすることで、「地域の医療ニーズへの対応」・「医療サービスの質の向上」・「収益性、事業性の確保」を図ります。
病院会計準則に沿った損益計算書や入院収入、外来収入、給与費など各科目の相関関係を比率で示し、科別や部門別の収益性、項目別の件数、稼働状況を把握できます。
未収金、固定資産回転率、資本回転率など病院の資金状況を明らかにし、全ての資金の収入と支出の内容を明確にし、キャッシュフローの把握と経営の安全性の分析が可能です。
従業員、機器、病床等の院内資源と患者数、稼働額、行為件数等の出来高の比率を算出することで、生産性の分析及び把握ができます。
KEY GRIPのベースは、飯塚病院で長い年月をかけて構築されてきたシステムです。実施検証を重ね、幾度もの改良を加えております。
【KEY GRIP】の優れた能力は、この飯塚病院の中で証明されております。
各医療情報システムから取得したデータを分析し、経営の最適化を図ります。
【経営ノウハウ:(コンサルティング)】と【手法(経営システム:KEY GRIP)】を、個々の病院様の状況にあわせた実現方法でご提案させて頂く経営改善サービスも行っております。
部門別、科別コスト計算が可能
基礎データに後戻り可能な配賦システムです。
患者別のコスト把握と同時に科別損益を明確にする事で予算編成のフレームを作成し、理想的なケアマップ作成を実現し目標管理を支援します。
真のコスト管理には、ミクロとマクロの面からのアプローチが必要です。
行為別原価計算が可能
クリティカルパスをコスト面からサポートします。
DPCに対応した患者別コスト計算
DPC(診断群別包括支払い方式)の導入に伴い、従来の売上中心の考え方ではなく“いかに病気を早く治すか”ということが病院経営の主要課題になります。
「経営管理システム KEY GRIP」 はコストを患者別に把握する事で、診療行為とコストのバラツキを明確にし、「診療プロセスの標準化」「日本版DRGへの対応」を支援します。また、患者さんの病名を確定することで疾病別のコストデータも掴め、DPCの内容に変更が生じた場合もスムーズに対応できます。
多次元分析が可能な『OLAPツール』を採用
多次元分析が可能な『OLAPツール』による将来のDWHに向けたデータベース開放型システムを採用しています。
■サーバ環境
ハードウェア | メモリ:4GB以上 /HDD:300GB×4本(RAID5) |
---|---|
ソフトウェア | OS:Windows Server 2008以降 /DB:Oracle Business Intelligence Standard Edition One |
■クライアント環境
ハードウェア | メモリ:2GB以上 /HDD:250GB以上 |
---|---|
ソフトウェア | OS:Windows7 Professional 以降 /ソフト:Internet Explorer 8 以上 |
All right reserved, Copyright (c)1996-2013 Aso Information System Co.,Ltd